少子化社会なのになぜ?奨学金返済困難な若者が増えた背景

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奨学金制度とは
経済的理由で
修学が困難な状態にある
優れた学生に学資の貸与を行い、
学生が安心して学べるように
するための制度

オイラも実は利用しておりやした。
( ̄▽ ̄)ノ

手前味噌ではございやすが、
前身ブログで奨学金を借りていた話を
記事にしておりやすので
見ていただければ幸いです。
オイラも奨学金借りていた話

今は日本育英会ではないよ

オイラの世代や
それ以前の世代の人にとっては、
奨学金と言えば「日本育英会」なのですが、
現在は名称は変わり、
2004年に独立行政法人化に伴い
『日本学生支援機構』へと改編されておりやす。
その日本学生支援機構に引き継がれた時点で
奨学金制度も改変されておりやす。

日本育英会法の廃止に伴い
廃止された制度や
改変された制度

日本育英会時代は
親からもよく言われておりやした。
「教員や研究職につくと奨学金は返済しなくて
良くなるよ」と。
しかし現在は廃止されておりやす。
・教育又は研究の職に係る返還免除(廃止)
逆に日本学生支援機構となってからは
債券回収のやり方を改変し、
より回収に対しての姿勢を強化。
・延滞が4カ月経過すると、
債権回収会社(サービサー)に回収業務を委託。
下の方で述べやすが、
猶予制度利用の自己申請が無ければ
自動的に延滞金発生やブラックリスト化するなど
学生を支援する機関というよりも
もはや金融事業と揶揄されても
しょうがない厳しさでございやす。

なぜこんなに増えた?奨学制度利用者

大学生の5割以上が奨学金制度を利用していると
言われておりやす。
そもそもなぜ半数の学生が
奨学金を頼らなければいけなくなったのでしょうか?
日本学生支援機構の奨学金制度は、
無利子の「第一種奨学金」と
有利子の「第二種奨学金」がございやすが、
「第一種奨学金」の対象者になれるには
ハードルが高く、4人に1人位しか該当できずに
大半の学生は有利子の「第二種奨学金」を
利用することとなりやす。
うん、これはオイラが学生時代だった時と
変わっていない(-ω- )
奨学金と名乗るのであれば
本来は無利子であるべきものが
有利子奨学金の方がメインとなったのは、
1984年に改正が行われた結果、
全て無利子であったものが
第一種奨学金と第二種奨学金に分かれるように
になったのが発端。
そして国の政策によって2000年代に入り
奨学金予算は急激な予算拡大をしており、
予算の膨張をいいことに安易な貸し付けが
横行した結果、
奨学金制度を利用する学生が増えたという
背景があったようでございやす。
【Wikipediaより】

またこちらの記事は興味深く
今回大変参考にさせていただきやしたが、
奨学金が地獄と化しているのは昔の奨学金とは違うから
奨学金制度を利用する学生が増えた理由として
「家計の悪化」と「学費の高騰」により
多くの学生が奨学金に頼らざるを得ないと
指摘しておりやす。
国立大学の学費は16年間で6割増加。
もはや国立なら学費安いよねという話は
いつの時代のこと?と完全に化石化しておりやす。
理由は国の財政事情により交付金が削減され、
授業料の値上げで賄っているという
台所事情によるもの。
文部科学省はこのまま交付金の削減が続けば
2019年度には学費は年間約93万円になると
試算を公表しておりやすΣ(゚ω゚)!
「家計の悪化」については
物価が上がっても賃金が比例しない日本の経済では
言わずもがなである。

返済期間や月々の返済額は?

奨学金の返済は大学や専門学校卒業後の7ケ月目から開始、返還期間は金額等に応じて
12年~20年かけて返済していくことになり、
返還期間の上限は20年となっておりやす。

短大、専門学校の場合は2年借りて
【無利子の第一種】
借りた金額に応じて
7,500円~9,230円を12年かけて
毎月支払って返済していくイメージ
【有利子の第二種】
9,000円前後~16,000円前後を
12年~16年かけて
毎月支払って返済していくイメージ

4年制大学の場合は4年借りて
【無利子の第一種】
借りた金額に応じて
12,857円~14,222円を
14年~18年かけて
毎月支払って返済していくイメージ
【有利子の第二種】
14,000円前後~26,000円前後を
15年~20年かけて
毎月支払って返済していくイメージ

社会人になったら分かるであろう
たかが1万円じゃないんだぞ

学生というのは、
生活する上で生じる支払いというものを
自分の収入だけで負担するということが
無い人の方が圧倒的に多いため、
お金の価値が分かっていないものです。
大半の学生は実家暮らしや親から仕送りで
生活費を負担する必要はなく、
アルバイトで得たお金は自分のお小遣いとして
自由に使えたりするのならば、
月1万円~2万円のお金を
奨学金の返済に充てなくてはいけないことが
どれだけ生活を圧迫するのか問われても
正直ピンとこなかったりします。
それが10年20年続いていくのにですよ?
自身を振り返っても
「月1万位を10年かけて返すの?余裕でしょ!」と
完全にタカをくくっておりやしたしね(´ε`;)
しかし、社会に入ると学生時代とは違い、
思い通りに行かないことも多々でてきます。
自分が想定していたレールを外れて
例えば退職・失業などに陥ったら
たかが1万円の返済ですら本当にキツイのですよ。
そして働くようになると
他にもローンを組む機会ができてやす。
代表的なのは自動車や住宅でしょう。
奨学金の返済+他のローンの返済と
債務額は増える可能性は極めて高い。
そこまで見据えて
奨学金を借りることができる学生が
果たしているであろうか?
いや、まず無理。
大の大人だって後先考えずに
借金を重ねてしまうダメな人も居る位なのだから。
だからこそ、
そもそも卒業後に
返済困難に陥らないようにするための
制度の見直しや改革が急務だと思う。

返済がきびしい時はとにかく
猶予制度を利用しやしょう

上記に述べたように奨学金といえども
日本学生支援機構は債権の回収において
非常に厳しくなっておりやす。
延滞が9ヶ月経過すると
裁判所を利用した支払督促まで進みやす。
オイラも支払いがキツイ時は利用しておりやしたが
救済措置として「猶予制度」がございやすので
病気や怪我、無職による無収入や
そもそもの収入が低くて
返済が困難な状態に陥った場合でも、
知らぬ存ぜぬと返済から逃げるのではなく、
きちんと手続きを踏みやしょう!
1年ごとに申請を行えば通算で10年まで
猶予の延長が可能となっておりやすし、
猶予期間中の利息や延滞金は発生しません。
他にも減額返還制度などもありやすので
それらを活用し社会人として
責任ある行動を取ることは大切です。
ここまで社会的問題となっている以上、
制度の仕組みが
現代の日本の経済事情にマッチしていないことは
明白でありメスを入れる必要はあるものの、
利用した以上は「借りたものは返す」は
やはり義務として生涯付き纏うのですから。

大学進学必要性の疑問符?
そもそもの悪の根源は学歴社会

また、日本学生支援機構は
2018年度より新制度として、
返済が不要の給付型の奨学金を導入いたしやす。
冒頭の優れた学生が経済的理由で
修学が困難である状態を救う制度としての
本来あるべき姿に回帰していけば
無駄に奨学金が返済困難な層を増やさずに済みやす。
オイラはそもそもの元凶は
「学歴社会の日本」にあると思っておりやす。
誰でも高校卒業後も進学に進むことが
当たり前の風潮に世の中になってしまった。
だって学歴がなければ就職活動において
既に負けが決まっているのが日本という国だから。
その学歴ですら有名校でなければ
何も意味をなさない。
ハッキリ言えばオイラを始めとして
箸にも棒にも掛からないいわゆるFランの
大学にしか通えない知能しかないのなら
就職で勝ち組になる、
それが大企業や有名企業に就職すること
だという観点だけで考えるならば、
大卒という肩書すら無意味ということだ。
そんな大学に奨学金を借りてまで通う必要は
無いと思う。
自分の無理を通した結果、
オイラは親にも借金をさせ
親不孝な娘でしかなかったから
今となっては申しわけなかったなと思っている。
学歴と会社で通用する人材か否かは
また別物なのにね(´・ω・`)

少子化で今の若者はさぞかし楽に
進学できているのであろうと思っていた。
けれども実状は、
学歴社会で学歴がなければ門前払いだから
無難に大学進学を選ぶはいいが、
親の経済的負担を圧迫。
奨学金を借りなければ学生生活を送れない学生が
半数以上ってやはりおかしい。
「借りたものは返せよ」それはそうなのだけれど、
卒業して社会に出てからも
日本の不景気社会により
賃金が上がらない状態の中で
借金を返済していかなければならない。
不景気な日本しか知らない時代に
生まれ育った弊害をモロに受けているのが
彼らなのである。

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